歴史と国をこえて、生命力あふれる植物たちの桃源郷「東南植物楽園」〜植物園編〜
園内で動物とのふれあいゾーンも登場して、家族で、また3世代でより楽しめるスポット「東南植物楽園」。前回は、水上楽園におでかけした中で、園内にはもうひとつ「植物園」へも覗いてみることにします。
「植物園」への入園はチケットのステッカーを見せればOK!
動物たちに癒され、自然あふれる水上楽園内でひと休みして元気になった私たちは、お隣の植物園と向かいます。
「あれ? カバンに貼ったはずのステッカーが無い……?」とアクシンデントもあり、受付で相談すると? 優しいスタッフのお兄さんがすぐに新しいステッカーを用意してくれたので、ひと安心。
沖縄の長い歴史を感じる植物たち
植物園内には、琉球時代から生息するヘゴ林エリアがあります。一歩足を踏み入れると、マイナスイオンを浴びて、癒されます。
私たちは、静かにその場に立ち止まり、大きく背伸びをして「ふー」と深呼吸。あー気持ちいいな〜!
他にも、大人の顔が隠れるほど成長したポトスが別の木に巻き付いています。きっと、ここで50年間成長してきたのでしょうね。
子ども時代から色あわせない「トックリヤシ並木」
私たちが子供のころ、東南植物園へおでかけしに訪れたときに、父親から「お酒を入れるとっくりに似ているでしょ」と教えてもらったトックリヤシ並木。
今もまだまだ健在で。トックリヤシ並木は、あの頃と変わらずに、なつかしいなぁ〜
銃弾跡が残る、時代と場所をこえる「ナツメヤシ」
トックリヤシの近くには、穴の開いたナツメヤシがドーンと立っています。第二次世界大戦のときに、台湾中部で銃弾を10発ほど受けたまま運ばれ、今でも沖縄にそびえ立っているのです。時代と場所を超えてきたナツメヤシに強い生命力を感じますよね。
25メートルに及ぶユスラヤシ並木
沖縄といえば、上を見上げてもてっぺんが見えないほどのユスラヤシ。
東南植物楽園のオープン当初から植えられているそうで、全長25メートルをこえるヤシ並木を見上げると、一瞬別世界にいるような不思議な気分……。
植物園らしさをそのままに 休憩所とトイレ
植物園では、屋外カフェのような休憩所があります。植物たちに囲まれながらホッとできるのも、ここだけかも!
また、園内のトイレは1箇所のみです。お子さん連れなら、広いエリアでのトイレの場所は、事前にチェックしたいところ!
夏季限定! ヤシの木に囲まれたプール
植物園内で夏場限定でヤシの木に囲まれたレジャープールが出現します。子どもたちも気持ち良さそうに泳いでいて、「わー、きゃー」と叫ぶ様子から、夏休みの良い思い出になりますよね。
視線を感じ振り返った先には、「こんにちは!」
園内を散策していると、じーっと誰かに見られているような気が……、なんとそこには黒ヤギさんがいました。
「黒ヤギさん、こんにちは!」
ヤギさんも気持ちよくお散歩中でした。
昔ながらの郵便ポストを発見!
さきほど見かけた黒ヤギさんと、「水上楽園」にいる白ヤギさんがお手紙のやり取りしてるのかな。子どもたちと『やぎさんゆうびん』のお話で盛り上がっていましたよ。
まとめ
お散歩途中で、沖縄特有のスコールに逢いました。でも、一雨降った後のユスラヤシ並木は、みずみずしくイキイキしていて、とてもきれいでした。
夏にはハスの花が満開。冬にはイルミネーション、年中さまざまな表情を見せる東南植物楽園。次回も楽しみです〜!
水上楽園へのおでかけはこちら。
東南植物楽園
TEL
098-939-2555
営業時間
基本:9:00〜18:00(最終17:00)
定休日
無休
駐車場
あり/無料